2016年9月30日金曜日

数日中に原油価格はOPEC非公式会合前のレベルまで戻る

先日のOPEC非公式会合での「減産合意」についての記事を一つ紹介する。

これだ。


内容を要約すると以下の通りである。


先日のOPEC非公式会合での減産合意は、必ずしも減産に合意したわけではない。
あくまでも、減産の意志を確認したに過ぎない。
つまり、まだ何も決定していないし、ましてや何も実行されていない。

まあ、だいたいこんな感じだ。

先日のOPEC非公式会合は、OPEC諸国による苦し紛れの時間稼ぎであった可能性がある。

そりゃあ、これだけ原油価格が安くなっていたら、原油生産国は原油価格をコントロールしないとまずいと思うだろう。

と言うか、そんなこともう何年も前から感じていることだろ。

今回のOPEC非公式会合では、それを確認しただけの話なのだ。

それを、大々的に「減産合意!」とやったものだから、少しだけ原油価格が上にはねただけだ。






実は今回の非公式会合では何も結論は出ていないということ。

しかし、ここで「物別れ!」とやってしまったら、大変なことになる。

それをうまいこと「減産合意」にすり替えただけなのである。

つまり、OPEC諸国、特にサウジによる茶番劇だったのだ。

騙された一部のトレーダーが、脊髄反射的に原油を買ったというわけだ。


従って、数日中に原油価格はOPEC非公式会合前のレベルまで戻ると俺は見ている。

もしかしたら、今日中かもしれないぞ(笑)。


以上。


また、何か思いついたら記事にするぜ。


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