2016年10月7日金曜日

FOMCが年内利上げした方が金のトレードはやりやすくなる

昨年、俺は利上げ後の年明け1月から金を買い始めた。

その後、押し目を拾っていき、そのままキープ。




そして、今月1340ドルで全決済した。

ほぼ、ボトムで買い、天井で売った形だ。

約1年がかりのトレードだったのだ。

そして、今は金のポジションは持っていない。


今年もまた年末が近づいてきた。

今は12月に利上げがあることを想定して全てシナリオを作っている。

(何度も書くように俺は利上げに未だ懐疑的だが・・・)

もし12月に利上げがあったとしたら、そこで金価格はボトムとなる。

また、12月に利上げをしたら、その後、FOMCはしばらく利上げをできなくなる。

それは、利上げ後にアメリカの景気減速が起こると予測しているからだ。


現段階でFEDは来年の利上げ回数見通しを2回と言っているが、もし今年12月に利上げをしたら、それは1回になる可能性もある。

それどころか、金融緩和方向へ舵を切る可能性さえあるのだ。


いずれにしても、アメリカが12月に利上げをしてしまったら、そこで金価格はボトムを打つだろう。

その後、次の利上げ観測は大幅に後退していくのではないだろうか。

その流れを汲んで金価格は徐々に上昇していく。

これは、今年の年頭から今月までに起こったことである。



詳細はこちらの記事で確認していただきたい。

重要!:金のトレーディング戦略~過去チャートから学ぶ



まるっきり同じことが起こることはない。

しかし、来年はおそらく金価格は1400ドルを超えてくると俺は思う。

1400ドルというのは、ゴールドトレーダーの中では大きな節目と思われている。

つまり、ここを突き抜けたら、1500~1600ドルはそれほど難なく付けてくると思われる。


そして、もし来年、FOMCが利上げを諦めたら・・・・


つまり、俺にとってはFOMCが年内に利上げをしてくれた方が、トレードがやりやすいということ。

なぜなら、今年と同じことを繰り返せばよいだけだからだ。

いや、金価格上昇の勢いが増すであろうことを考慮すれば、今年以上に金のトレーディングはやりやすくなると思っている。

とりあえずは明日の雇用統計が楽しみだ。


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