2016年11月11日金曜日

NY金~こういう局面だからこそ心を落ち着けること

それでは、NY金の現況について。

とりあえず、1250ドルラインは死守されている。




しかし、この後の展開は全く予測不能である。

ともあれ、雇用統計、そしてトランプの発言が相場を左右することは間違いない。


とりあえず、日足チャートを見てみよう。


1250ドルの次は1240ドル、その後は1210ドル。

まあ、その都度買い増ししていくだけだな。


12月の利上げ織り込み具合。


そして、これが問題の米10年債利回り。

爆上げだ。

金価格と強烈な相関性を持っているので、これが爆上げということは、金は爆下げというわけで、セオリー通りである。

この爆上げだが、全くファンダメンタルズを反映していない。

ただ単に大統領選の結果のみの反応である。ほとぼりが冷めれば、急落する可能性があるぞ。



米10年債利回りは、昨年12月の利上げ前には、2.3%程度あった。

従って、もう少しで同じ水準となる。

この辺がそろそろ天井ではないだろうか?



最後にドルインデックス。

こいつも高止まりしている。

10年債同様、金価格とは逆相関。




ただ、今朝の記事でも書いたように、市場はまだ起こっていない事(妄想)に対して反応しているだけだ。

NY金~どこで下げ止まるのか!?



トランプが選挙中に発した言葉に基づいて市場は動いているだけ。

つまり、「宝くじを買っただけで、10億円が当たった時のことを皮算用しているだけ」なのだ。

もし、これが虚像であることに気づいたら、今の期待は失望へと変わる。


そして、期待が大きければ大きいほど、その反動で起こる失望も大きなものとなるのが世の常である。


トランプ相場は長くは続かないと見る。

数日内にほとぼりが冷めてくるだろう。

そうすれば、落ち着きどころが見えてくるはず。

この局面は慌てずにチャートを眺めているだけでOKだ。

外野からの観戦を楽しんでいればよいのである。





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