今朝は金価格と相関性が高い指数の動向をおさらいしておこうと思う。
まずはドルインデックスから。
以下はドルインデックスの週足チャートである。
節目であった91.92ポイント(2016年5月)での攻防が続いている。
先週末はこのポイントを下に抜け91.85ポイントで引けている。
このラインを明確に下に抜けた場合、下落の勢いが加速するだろうと思われるが、意外とすぐ下に抵抗帯が存在する。
月足チャートを見てみよう。
次のターゲットは90.0ポイントである。
心理的節目でもあるので、比較的強めのサポートが入るだろう。
巷では「この辺りでドル安反転」という話も聞くが、個人的にはドルはこの水準でしばらく推移すると見ている。
もちろん、金価格には追い風要因だ。
ところで、ドルインデックスが90ポイントであったのは、直近では2009年3月と2010年6月である。
次に米10年債利回り。
こちらは先週1週間で随分と上昇している。
先週の金価格の下落に大きく影響しているのは、明らかである。
しかし、先週の米10年債利回りの上昇については以下のような意見があり、基本的には俺も同じ意見だ。
従って、先週の上昇は一過性のものであり、今後も米10年債利回りは2%前後で推移すると考えている。
金価格にとっては下値の固い展開が続きそうである。
まずはドルインデックスから。
以下はドルインデックスの週足チャートである。
節目であった91.92ポイント(2016年5月)での攻防が続いている。
先週末はこのポイントを下に抜け91.85ポイントで引けている。
このラインを明確に下に抜けた場合、下落の勢いが加速するだろうと思われるが、意外とすぐ下に抵抗帯が存在する。
月足チャートを見てみよう。
次のターゲットは90.0ポイントである。
心理的節目でもあるので、比較的強めのサポートが入るだろう。
巷では「この辺りでドル安反転」という話も聞くが、個人的にはドルはこの水準でしばらく推移すると見ている。
もちろん、金価格には追い風要因だ。
ところで、ドルインデックスが90ポイントであったのは、直近では2009年3月と2010年6月である。
次に米10年債利回り。
こちらは先週1週間で随分と上昇している。
先週の金価格の下落に大きく影響しているのは、明らかである。
しかし、先週の米10年債利回りの上昇については以下のような意見があり、基本的には俺も同じ意見だ。
「短期筋の動きと、実際の投資家のマネーフローに分岐が生じている。投資家の米債離れがない限り、短期筋が主導する米債利回りの上昇が定着するのは難しいだろう」(ロイター)
従って、先週の上昇は一過性のものであり、今後も米10年債利回りは2%前後で推移すると考えている。
金価格にとっては下値の固い展開が続きそうである。