この記事を書いているのは、9月9日土曜日の昼過ぎである。
現在注視すべき最重要項目が北朝鮮問題だ。
明日9月11日に北朝鮮への新たな経済制裁に関して議論が行われる。
今回注目されているのが「北朝鮮への原油供給停止」。
歴史は繰り返されることが多いが、現在の北朝鮮の状況は、ちょうど第2次世界大戦開戦前の日本の状況と酷似している。
ということで、その頃の状況を復習しておこう。
現在、北朝鮮では国民に反米感情を煽るような先導をしている。
現在注視すべき最重要項目が北朝鮮問題だ。
明日9月11日に北朝鮮への新たな経済制裁に関して議論が行われる。
今回注目されているのが「北朝鮮への原油供給停止」。
歴史は繰り返されることが多いが、現在の北朝鮮の状況は、ちょうど第2次世界大戦開戦前の日本の状況と酷似している。
ということで、その頃の状況を復習しておこう。
- 第2次世界大戦前、日本は欧米各国に競うようにして軍備拡張に必死になっていた。当時も同じように軍事力=国力であったからだ。
↓ - 欧米各国が日本の軍事力に脅威を感じ、国連において日本に対し軍備削減を強制的に決定
↓ - 日本はこの国連決議を不服として、国連を脱退
↓ - 日本は欧米各国からの批判を無視しさらに軍備拡張路線を加速させる
↓ - 欧米諸国が日本に対し経済制裁を課すことを決定するが、それでも日本は軍備拡張を継続
↓ - 日本への石油供給を止めることを国連で決定
↓ - 日本はアメリカに宣戦布告
上の日本を北朝鮮に置き換えて見て欲しい。
ほぼ、というか、完全に昔の日本を同じ状況に北朝鮮はあることがわかる。
現在、北朝鮮への石油供給を完全に遮断するという方向へ世界は動いており、もし『歴史は繰り返される』のであるなら、これがあだとなる可能性がある。
つまり、石油供給を止められた北朝鮮が暴走するかもしれないということだ。
従って、北朝鮮への石油供給停止は悪手だと俺は考えている。
現在、北朝鮮では国民に反米感情を煽るような先導をしている。
このままだと最悪の事態がいつ起きてもおかしくない状況である。
週明けも引き続き北朝鮮問題が市場のメインテーマとなる。
キーワードは『北朝鮮への石油供給』である。